略年譜


鈴江幸太郎

(1900~1981)

明治33年 1900年   1歳 12/21徳島県那賀郡富岡町(現阿南市)に生まれる。
大正  7年 1918年 19歳 株式会社住友銀行入社。神戸支店配属。
  10年 1921年 22歳 アララギ入会。初投稿したアララギ7月号に、土屋文明選7首掲載。父死去。
  13年 1924年 25歳 中村憲吉「しがらみ」出版記念会に出席。以後、選歌をお願いする。
  14年 1925年 26歳 師・中村憲吉が自宅(鉾池庵)で月1回開催する歌会に参加。以後、毎月面会日に通った。
  15年 1926年 27歳 住友アララギ会を結ぶ。結婚。
昭和  2年 1927年 28歳 長女誕生。
    4年 1929年 30歳 この前後から大阪を中心とするアララギ歌会の世話役となる。
    5年 1930年 31歳 妻死去。
    7年 1932年 33歳 再婚。
    8年 1933年 34歳 次女誕生。
    9年 1934年 35歳 師・中村憲吉死去。備後の布野での通夜告別式に出席。
  11年 1936年 37歳 長男誕生。
  13年 1938年 39歳 神戸にて阪神大水害で被災する。
  14年 1939年 40歳 次男誕生。
  18年 1943年 44歳 第二歌集『海風』刊。住友電気工業会社に出向。
  21年 1946年 47歳 師・土屋文明の呼びかけに応じ、関西を中心とした短歌歌誌「高槻」第一号を発行。
  23年  1948年 49歳 師・斎藤茂吉に随行して三朝、湯抱、布野へ訪問。三男誕生。
  24年 1949年 50歳 第三歌集『白夜』刊。
  26年 1951年 52歳

第四歌集『柘榴の家』刊。長女結婚。

  27年 1952年 53歳 住友修史室に移る。短歌歌誌「高槻」を「関西アララギ」と改名。
  28年 1953年 54歳 師・斎藤茂吉死去。短歌結社「林泉」を立ち上げる。短歌歌誌「林泉」第一号発行。
  29年 1954年  55歳 林泉一周年記念歌会を開催。
  30年 1955年 56歳 伝記『住友春翠』刊(住友家十五代当主吉左衛門友純)。
     36年 1961年 62歳 上賀茂神社での曲水宴に歌人の1人として参加。伝記『鈴木馬左也』刊(第三次住友総理事)。
     45年  1970年 71歳 日本歌人クラブ受賞。社史『日本太洋海底電線社史』刊。
     47年 1972年 73歳 「林泉」が日本短歌雑誌連盟の優良誌を受賞。社史『住友商事株式会社社史』刊。
     50年 1975年 76歳 略伝『清泉院小傳』刊(住友家十五代当主吉左衛門友純)。
     56年  1981年 82歳

歌集『雪後集』刊。住友修史室嘱託を辞任。

11月4日死去。(戒名:林泉院大道良徹居士)

歌集『鈴江幸太郎全歌集』刊。

(参考:鈴江幸太郎全歌集)